

5羽のつばめたち。まるまる太ってもう準備は整いました。

お母さんが来ると、まだ大きな口を開けています。

もう、そろそろ自分でエサをとらなくてはだめですよ。

親鳥が優しく見守っています。

勇気が出ない子供達。仲良くカメラ目線です。

登園した園児達も、日に日に大きくなったつばめをみるのが楽しみなようです。

しばらくして見に行くと、巣の前の綱につかまっていました。親とはくちばしが違います。

さぁ、飛ぶ練習してごらん。がんばれ!

まだ外には行けなくて、壁にペタッとしがみついています。

ほかの子供達も、ほら、こんな風に飛んでごらん!

1羽、また1羽と巣から離れていきます。

また巣に戻りたいけど、僕の入る場所がもうないや。

やっぱり巣がいい!入れて!戻ってしまいました。

夕方見に行くと、巣が壊れて、もぬけの殻。みんな雨の中、飛び立ったんですね。
今日は肌寒い、雨の一日でした。よりによってこんな日に、5羽のつばめたちは巣立っていきました。まだ赤ちゃんのようなくちばしですが、ちゃんとエサは取ることができるのでしょうか?カラスに襲われていないでしょうか?心配はつきません。今日の親鳥は、エサを運んでくるのではなく、何度も何度も飛び方を教えていました。勇気が出ない子供達を見守るように、ずっとそばについていました。羽をばたつかせながら巣から飛び立った子ツバメは、まだ長い時間飛べないのでしょう、壁や綱につかまって、バタバタしながらまた巣に戻っていました。ずっと見ていたかった巣立ちの様子ですが、夕方に行くと、もう巣には1羽も残っていませんでした。嬉しいような寂しいような気持ちになりました。